婚活コラム

医師婚

2019/10/07

婚活コラム

医師が「ATM婚」を避けるには?婚活の夢と現実

日本最大級の医療専門サイトm3.comの特集「男性医師の婚活・結婚事情Vol. 3」にインタビューが掲載されました。
m3.com 会員様しか見れないサイトではありますが、今回特別に許可を得まして、医師婚にもインタビュー内容を掲載することになりました。

男性医師の婚活・結婚事情Vol. 3

医師が「ATM婚」を避けるには?婚活の夢と現実


 
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男性医師の婚活・結婚にまつわる情報を様々な視点から紹介する本連載。婚活に邁進する男性医師の体験談に続く今回は、医師の妻であり、医師の事情に精通した結婚相談所「医師婚」代表取締役の鶴田奈央さんに取材を実施。結婚相談所を利用した婚活において、男性医師が陥りがちな落とし穴や、ATM婚を避けるためのポイントについてお話を伺いました。

結婚の条件…女性は「経済力」、男性は「若さ」という現実

世の中には様々な婚活の手段がありますが、結婚相談所を利用される方はどんな方が多いのでしょうか?

ひとつは、あらゆる婚活を試した末に、最後の手段としていらっしゃる方。もうひとつは、職業や年収・家柄など、こだわりたい条件のある方が多いようです。皆さんに共通して言えることとして、「子どもが欲しい」「良きパートナーと出会い、心の豊かさが欲しい」という希望があり入会される方が多いですね。

結婚相談所を利用するにはコストがかかります。
しかし、それだけ心の安定感、安心感について、真剣に考える方が多いと実感しています。

結婚相手の条件としては、重視されることはなんでしょう?

女性が最も重視するのは「経済力」です。女性は子育てで働けなくなる期間がありますから、男性一人で家庭が維持できる水準の収入を求めています。次いで「年齢」です。女性はできるだけ自分と近い年齢の方、前後5歳くらいを基本に探しています。

本当なら「内面」が一番大切、と言いたいところですが、これが結婚相談所における婚活の実情です。ただ、子どもを授からない可能性を考えはじめる年齢の女性は、経済力や年齢の近さよりも、精神的なつながりや、心が豊かになれるパートナーなど、内面を重視される傾向があります。

一方、男性が女性の経済力を重視されるケースは少数派。ただし年齢はできるだけ若い方、出産を考え35歳位までを希望されます。子供を複数人希望される方では、40~50代でも、20代の女性を…と、おっしゃる方もいらっしゃいます。

最近では、男性不妊や男性の加齢によるリスクも知られるようになりましたよね。

たとえ医師であっても、産婦人科領域の専門でなければあまり意識されていない方が多い印象があります。芸能人の方が60歳を超えてお子さんを持たれているのを見て、自分もまだまだ大丈夫、と思われてしまう事もあるようです。

ただ、妊娠出産の知識がある女性は、明確に「45歳以上の男性はNG」と決めていらっしゃることも事実。男性も年齢を重ねてからの婚活は苦戦される傾向がありますから、1歳でも若く婚活を始めたほうが良いというのは、男女共通して言えることです。

年齢重ねてからの医師の婚活、高望みでATM化のリスク

子どもを抜きにして考えてみても、女性は現実的ですから、大きく年の離れた年収1500万円よりも、同年代の年収700万円を選びます。あと何年働けるか…を考えるのです。

そういう意味では、定年のない医師は有利なのでしょうか?

はい。定年が無いので、医師は経済的な面で有利です。40代になってから、20代の美しい女性と成婚される方も、もちろんいらっしゃいます。ただし、その方の魅力が医師免許・経済力だけだとすれば、奥様からはATMとして見られている可能性も、当然あります。

年収が高ければ高いほど、年の差婚の可能性も高まりますが、ATM化のリスクも念頭におくべきです。医師という肩書や、経済力を抜きにして、精神的に充足できるパートナーとの結婚を望まれるのならば、自分の年齢の前後5歳程度で探すのが現実的です。

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医師が思う以上に絶大な「医師免許」、幸せな結婚の鍵は

男性医師にぜひ知っていただきたいのは、ご自身が考えている以上に「医師免許」には絶大な力があるということ。婚活市場ではもっとも使えるステイタス免許だと言っても過言ではありません。婚活パーティでも結婚相談所でも、男性医師は優遇され、たくさんの女性からアプローチがあることでしょう。だからこそ、その中から適切なパートナーを見極めるのは至難の業と言えます

ですから、本来であれば、医師として収入や地位を得る以前、若いときの出会いや恋愛を大切にしてほしいのです。若いうちに、ただ純粋に好きという気持ちだけで結婚することが、男性医師の幸せな結婚生活の何よりの秘訣ではないでしょうか。

婚活でも、条件だけではなく、若いころのような純粋な気持ちを忘れないことが、良縁を引き寄せる鍵かもしれません。

ご自身も医師の妻である鶴田さんならではのご意見かもしれないですね。

夫は医師ですが、23歳で交際をスタートしてから16年間、医学生・研修医のころから一人前になるまでをずっと隣で見てきました。医師として患者様のことを第一に考え、仕事に邁進する彼、そして医師という職業を心から尊敬しています。

また、結婚してなかなか子供が授からず不妊治療に取り組んだ際、女性医師に色々と助けていただいたのです。夫と同じようにプライベートを犠牲にして患者様のためにと働いている姿を見て、何か恩返しができないかと考えて今に至ります。

「医師婚」では女性医師の結婚を専門に扱っていますが、男性医師の婚活についても、アドバイザーとしてだけでなく、医師の妻としてもご相談に乗れることがあるかもしれません。

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ご自身も医師の妻として、医師の事情に精通し、1000人を超える医師の婚活をサポートしてきた鶴田さんが導き出した、男性医師の幸せな結婚の鍵。それは経済力や社会的ステイタスを身に着けることでも、女性から好まれるような容姿や話術を磨くことでもなく「ただ純粋に好きという気持ちだけで若いうちに結婚すること!」というシンプルなものでした。

では、すでに若い時期を過ぎ、ATM化のリスク因子とまで認定されてしまった中高年の男性医師が、良縁を手繰り寄せるにはどうしたらいいのでしょうか?Vol.4にて詳しく解説します。

【お話を伺った方】

「医師婚」代表取締役 鶴田奈央さん

1000名以上の医師の出会い作りや恋愛相談にかかわり、2017年に「医師婚」を設立。女性医師やハイステータスな男女のご縁繋ぎに情熱を注ぐ。日本結婚相談所連盟において、2018年新人賞、男性婚活プロモーション敢闘賞を受賞。2019年上半期 成婚優秀賞、入会優秀賞受賞。
私生活では、医師の夫と結婚して14年目、2人のワンパク男児小学生を育てる母親。

※インタビュー・プロフィールは当時のものをそのまま掲載しています。
鶴田 奈央

著者:鶴田 奈央(つるた なお)

㈱医師婚代表。医師の夫と結婚生活18年目。中学生、小学生の男子2人を育てる母です。自身の不妊治療の経験により、子供を望む全ての女性に1歳でも若い時期にパートナーと出会っていただきたい気持ちが強いため、早期成婚に力を入れております。
営業時間の制限や定休日はなく、会員様とはLINEで鶴田といつでもご連絡のとれる環境を整えております。「結婚することがゴールではなく、結婚生活を心豊かに共に歩んでいくためのお相手探しを。」を信条とし、心を込めてサポートいたします。

ZOOMでの相談もお受けしています。ぜひ「お問い合わせ」からご連絡ください。

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