働き出して仕事が落ち着いてきた30歳頃から、子供が何人か欲しいこともあり年齢的にそろそろ結婚したいと思うようになりました。お相手の方については、親兄弟が医師である私自身の家庭環境から、やはり「医師がいい」、「相手の方にとってもそれが望ましいに違いない」とずっと思っていました。しかしそうこうしているうちにあっという間に30台半ばになってしまいました。婚活パーティーにも参加しましたが、結婚に対する考えも様々であるし、結婚をできるだけ早く近道で進めたいのであれば医師婚で活動した方が結婚に対して前向きな方が揃っていると思い、効率よく婚活をする為に迷わず入会しました。

とても誠実な方で、あっという間に1時間が過ぎました。ここまで話が盛り上がった方はなかなかいませんでした。

親が倒れてしまい、その時に、「時間を無駄にはできない、前に進むか辞めるのか、はっきりしないといけない」と決意しました。

相手の方とどれだけ話し合おうと思えるか、実際に話し合えるか、が大切だと感じました。

恋愛と違って、最初から冷静な目で相手の人を見ているので、逆に将来を考えやすかったような気がします。

いろんな経験を経たからこそそろそろ結婚したい、できれば早く結婚をしたい、と考えている方にはとてもいいと思います。私の場合はたまたま条件の合った方と出会えましたが、そうでなくても、とにかく確実に男性と会う機会を頂けて、いろんな方と会うことができるので今までの医師しか見てこなかった（見ようとしてこなかった）世界が明らかに広くなりました。鶴田さんから、世の中には医師以外に素敵な人は沢山いるよ、と言われましたが、本当にその通りでした。医師婚に入ってこれまでの世界がいかに狭かったかを痛感しました。そして婚活のプロである鶴田さんとかなりこまめに連絡を取り合い、短期間で勝負をつけるようにアドバイスを頂けるので、とても効率のいい婚活ができました。医師婚は本当に結婚への近道でした。

私は出会いに恵まれていました。鶴田さんとの出会いがなければ、たとえ良い出会いに恵まれたとしても婚活を続けることができなかったかもしれないと思うくらい、本当にためになるアドバイスを沢山頂きました。付き合っている最中もしょっちゅう相談していました。婚活というのはストレスがたまります。そのストレス解消法は、とにかく悩みを聞いてもらうことだと思います。私にとって、辛い婚活を乗り越えることができたのは、鶴田さんがいてくれたからでした。しかし、これも「縁」だと思うので、そういう意味では私は本当に恵まれていたと思います。

「点」で考えるのではなく「線」で考えた方がいいということです。いろんな人と会うということはその時その時の「点」ではありますが、それは将来に綱がる「線」だと思えば、どの経験も無駄にはなりません。そして、いろんな人と会うことは自分を磨くきっかけにもなります。男性に自分を受け入れてほしいと思うなら、相手の方をまず受け入れなければいけません。相手の方を受け入れる、という姿勢は自然と自分を一歩退かせることになり、結果的に自分の気持ちに余裕を持たせることができます。そしてそのことが客観的に見ても気持ちに余裕のある魅力的な女性になることができると思うのです。第一線で働く女医はどうしてもキツい印象を持たれがちです。でも気持ちに余裕のある姿勢で男性と接することができれば、謙虚な姿勢を身につけることができ、人生に対しても豊かな気持ちを持てるのではないかと思うのです。

本当に私にとっては、鶴田さんとの出会いが全ての出発点だと思っています。そのため医師婚に入ったから結婚できた、というのとは少し違います。医師婚は私にとってあくまで「手段」でした。自分一人では探せないので、きっかけを与えてもらう「手段」です。「結婚」という最終目標に向かうためには「手段」だけではもちろん足りません。助けてもらう「技」が必要です。その「技」は自分次第でもありますが、私にとっては鶴田さんの存在は欠かせませんでした。いい出会いであったとしてもそれを形あるものにできるか無駄にしてしまうか、それこそ私の場合は鶴田さんあってでした。鶴田さんが何よりもよかったと思うのは、ご自分の意見を決して押し付けた言い方をされない、ということです。客観的な意見やご自分の意見は教えてくださいますが、こうした方がいい、ああした方がいい、とは言われないのです。そのことは本当に良かったです。なぜなら自分を見つめ直すきっかけになるからです。アドバイスをされていたら、自分で考えていないから自分のことなのに責任を持てなくなってしまっていたかもしれないし、何よりせっかくの経験を次に生かせません。そういう意味でこの半年間で得たものは、私のこれまでの人生においてもとても大きなものでした。

この出会いに本当に心から感謝しております。短い期間でしたがお世話になりました。